企画セッション「2 自転車の歩道通行は安全なのか」(6/7 09:00〜10:30)
オーガナイザー・司会者名:元田 良孝(岩手県立大学)

セッション概要

 我が国では自転車の歩道通行が一般的である。これは安全性向上のために昭和45年から法的に認められてきているものである。しかし現在まで歩道が車道より安全との証明はなされておらず、安全面でも自転車の歩道通行の妥当性に疑問が投げかけられている。
 ここでは自転車の歩道通行の安全性について、過去の文献レビュー、車道走行との比較、多い事故形態の分析、ハードソフトの安全対策、歩行者や自動車との相互関係、歩道通行から派生する交通違反、安全教育などについて研究発表と議論を行い、安全面から見た自転車の歩道通行の総合的評価を行うものである。

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参加者数:44名

企画セッション「これからの自転車利用環境の効果と評価」(6/7 13:15〜16:30)
オーガナイザー・司会者名:鈴木美緒(東京工業大学)

セッション概要

 2012年に「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が発出され,車道上の自転車走行空間整備の設計指針とネットワーク整備を前提とする方針が示された.すでに全国で自転車走行空間の整備事例が蓄積されているが,新たに示されたガイドラインの方向性に照らし,今後は特に将来のネットワーク空間構築を見越した空間評価も求められる.本セッションでは,ガイドライン発出前後によらず整備された各事例の評価を通して,これからの自転車利用環境整備に資する知見を共有することをねらいとする.対象は,単路部および連続性確保に欠かせない特殊部(バス停や駐車車両)や交差点での,自転車挙動や整備効果および効果の評価手法とする.

参加者数:80名(13:15〜14:45)

参加者数:69名(15:00〜16:30)

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企画セッション「自転車利用環境の計画・政策」(6/7 16:45〜18:15)
オーガナイザー・司会者名:吉田長裕(大阪市立大学)

セッション概要

 近年、世界各都市では、環境や健康問題を背景として、自転車が都市交通手段として見直され、様々な自転車政策が展開されています。持続可能な都市交通を実現するためには、自転車交通政策が重要な役割を果たすようになってきています。そこで本セッションでは、国内外における自転車政策や自転車計画に関わる、調査体系、ネットワーク計画、合意形成、駐輪戦略、などについて集中討議します。

参加者数:56名

企画セッション「自転車の利用促進政策」(6/7 XX:XX〜XX:XX)
オーガナイザー・司会者名:山中英生(徳島大学)

セッション概要

 自転車利用促進のための国家戦略をもつ国が広がりつつある。我が国でも自転車は環境、健康、経済的に優れた乗り物として注目されているが、多くの自転車政策は安全性向上が主眼となっている。そのため、利用促進施策についての研究は十分とは言えないのが現状といえる。本企画では、観光、健康増進、都市イメージ向上などの目的から自転車の利用促進を図る施策として、コミュニティサイクル、イベントやスポーツサイクルなどのソフト施策、ルート・マップなどの広報・情報施策、モビリティマネジメントといった分野の研究をもとに、利用促進施策の効果や課題について討議する。


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Last-modified: 2014-06-10 (火) 13:22:12