企画スペシャルセッション「自転車道の目標像と整備戦略」(6/14 日 16:00~17:00)
オーガナイザー・司会者名:金 利昭(茨城大学)

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投稿原稿

file2009計画学春自転車SS.pdf

セッション概要

自転車利用空間のあるべき姿に関しては、今だ不明瞭である。すなわち自歩道でよいのか自転車道が良いのか自転車レーンが良いのかも明確ではない。自転車空間研究研究小委員会(委員長 徳島大学教授 山中英生)では、多数の研究メンバーが参画し、多くの成果をあげつつある。その一端を、2009年3月6日(金)に開催したワンディセミナーNo.53「自転車から中速グリーンモードへ-利用空間整備の方向とその評価-」で公表してきた。加えて今ここで、我々の現段階の主張・提案・見通しを出しておきたいと考えた。必ずしも細かい分析に基づくものではなく、我々が関わってきた全体を踏まえて、 ざっくりと我々の主張・見通しを議論したい。 本SSは、近年得られた知見を基に、我が国の自転車利用空間の将来像を可能な限り絞込み、そのための現実的な整備戦略に関してフロアーとの質疑応答・意見交換を含めたパネルディスカッション形式で集中討議を行う。

論点として

  • 自転車道か自転車レーンか
  • 自転車レーンと自歩道の併用の妥当性
  • 防護柵の有無と瑕疵
  • 利用者の通行帯指向性
  • 望ましいルールと周知方法
  • 自動車速度と抑制(ゾーン30など)
  • 将来的な電動四輪車と原付との共存問題
  • 交差点処理/駐車規制
  • 歩行者・バリアフリーとの関係
  • 自転車ネットワークとバリアフリネットワークの連携
  • 自転車空間とまちづくりとの関係
  • 路側帯活用型自転車通行帯
  • 自転車が走りたくなるデザイン

話題提供者

趣旨説明 金利昭(茨城大学)

現段階までの自転車研究を踏まえて、現実的な自転車空間整備戦略に関する主張・提案・見通しを議論する。

通行方法と道路構造・交差点処理 吉田長裕(大阪市立大学)

望ましいルールと周知方法・自動車速度抑制 元田良孝(岩手県立大学)

デザインガイドライン 山中英生(徳島大学)

自転車ネットワークとバリアフリーネットワーク・まちづくり 久保田尚(埼玉大学)

自転車政策と計画制度 屋井鉄雄(東工大)

質疑・意見交換


添付ファイル: filedsc01310.jpg 457件 [詳細] filedsc01309.jpg 450件 [詳細] file2009計画学春自転車SS.pdf 530件 [詳細]

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Last-modified: 2009-06-29 (月) 14:20:15