公募案内 †■「自転車利用空間研究小委員会」委員公募のお知らせ †土木計画学研究委員会(委員長:北村隆一(京都大学))では、自転車利用空間研究小委員会(委員長:山中英生(徳島大学))の設立にあたり、委員を公募いたします。 以下に、小委員会の設立の目的や研究内容、応募方法などをまとめて記載しております。内容をご一読いただき、本研究小委員会の活動に積極的にご参加いただける方は、是非ご応募ください。大学や研究機関の研究者のみならず、行政、コンサルタントなどの実務家の方も歓迎いたします。応募〆切は2008年1月18日(金)です。 1.小委員会の設立経緯と目的 †自転車関連施策については、近年の環境問題を背景とした自転車の利用促進、増加傾向にある自転車関連事故、近年の道路交通法の改正など、自転車の利用空間への関心の高まりを契機として、新たな施策展開に向けた取り組みが進められています。 しかしながら、自転車やその利用空間に関わる研究については、我が国では大きく遅れている現状にあり、これまで蓄積されてきた研究成果に加えて、空間設計や交通誘導のための基礎的な行動・挙動特性、多様な施策に対する利用者特性など、新たな施策展開に関連した科学的知見の体系化が急務となっています。 そこで、こうした自転車空間に関する研究成果を共有し、知見を整理することで、実践的・実務的な成果につながる「自転車の利用空間のあり方」を工学的立場から提言することを目的として、研究小委員会を設立することになりました。 2.対象とする研究内容 †本研究小委員会が対象とする内容は、「自転車利用空間のあり方」の検討に必要不可欠な以下の3つの項目(キーワードの例)です。 (1)交通特性研究 運動挙動特性、手段特性、駐輪特性 (2)空間整備研究 多様な交通手段の共存性、またそのための利用空間、道路構造、道路網構成、道路施設と関連した安全対策、駐輪システム、海外基準 (3)利用者研究 特徴的な自転車利用属性(幼児や高齢者など)、運転・挙動特性、安全教育、利用促進施策、社会実験、レンタサイクル、回遊性 3.活動期間と方法 †活動期間は、平成20年11月から約3か年を予定しています。具体的な活動として、以下のような内容を想定しております。 (1)計画学発表会春大会にて企画論文セッションの開催 (2)計画学発表会秋大会にてスペシャルセッションの開催 (3)ワンディセミナーの開催 H20年度,H21年度 (4)各都市での整備検討課題への助言(メーリングリストで運営) (5)その他 出版等を検討中 4.委員の公募について †委員は総勢30名程度を考えています。委員会設立にあたって、準備会メンバーの10名程度が既に決まっておりますので、残る20名程度を公募とします。以下のフォーマットに所定の事項を記載の上、下記の事務局までメールにてお送りください。 5.応募締め切り †平成20年 1月18日(金) ■お名前 ■ご所属 ■ご所属住所 ■メールアドレス ■これから行いたい関心のある研究内容・キーワード ■これまでの関連する研究内容・キーワード 6.申込先・問合せ先 †自転車利用空間研究小委員会 事務局 吉田(大阪市立大学)まで yoshida@civil.eng.osaka-cu.ac.jp 公募結果 † |