*土木学会土木計画学研究委員会 ワンディセミナー No.71 [#sbd56543]
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***題目:自転車利用環境計画の進展と課題 [#mcd375bb]
***開催日:2015年1月10日(土) 午前10:00-16:45 &color(red){''受付開始:9:20(予定)''};[#k403cd9f]
***開催場所:[[土木学会講堂(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)>http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml]] 定員120名 〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内  最寄り駅:JR「四ツ谷」駅の四ツ谷口より徒歩3分 [#j26a6b81]
***主催:[[土木学会土木計画学研究委員会>http://www.jsce.or.jp/committee/ip/index.shtm]](自転車政策研究小委員会) [#yd161395]
***共催:[[自転車活用推進研究会>http://www.cyclists.jp/]]  [#m4123a82]
***参加費: [#ma29653e]
-土木学会・自転車活用推進研究会会員 3,000円
-土木学会非会員 4,000円
-学生1,000円 
-以上の参加費にはテキスト:[[自転車通行空間整備・計画事例集CD>#ze78c699]]代を含みます
-事例集のみの販売:2,000円 
***参加申込方法等: [#x895ac1c]
-&color(red){''土木学会個人会員の方:''};[[学会土木学会行事サイトより『自転車利用環境計画の進展と課題』(行事コード:40401) 「申込画面へ」をクリックしてください。>http://goo.gl/4x4Rh]]
-&color(red){''土木学会法人会員、または土木学会以外の方:''};土木学会本部行事参加申込書&ref(form2015.doc);に必要事項をご記入の上、土木学会宛FAX(03-3355-5278)にてお申し込みください。(自転車活用推進研究会会員の方は通信欄に会員である事を記入してください。)

***自転車通行空間整備・計画事例集の発刊にあたって [#j8aab121]
 近年,我が国はもとより,世界中で,環境問題を背景とした低炭素型交通への眼差し,減少傾向の鈍い自転車関連事故への対応,健康づくり志向からのスポーツ型自転車利用者の増加,都市の魅力や観光施策としての自転車の活用,など多彩な視点から自転車に関連した政策が取り入れられるようになっています。~
 我が国は,都市交通手段としての自転車の利用率では世界のトップクラスにありますが,緊急措置として歩道通行を認めてきた結果,大半の自転車が低速で短距離の利用にとどまり,かつマナー問題などの指摘に見られるように,自転車利用者に対する市民的評価は良好とは言えない状況にあります。このことは,自転車を都市における重要な交通手段として捉えないまま,道路空間や通行方法などの利用環境に対する配慮が不十分な状況が続いてきたことが要因となっています。今後は,自転車,通行空間や駐車場の整備といったハード施策,教育・法制度面からのソフト施策を組み合わせた戦略的な自転車施策が必要となっています。~
 しかしながら,自転車に取り組んでいるオランダやデンマーク,ドイツなどの国に比べて,自転車の利用空間に関わる専門的知見の集積は,実務面,研究面ともに我が国では大きく遅れています。特に,自転車道や自転車レーンなどの通行形態の実際の空間設計,そこでの自転車や歩行者・自動車の基礎的な行動・挙動特性,多様な施策に対する利用者の評価など,新たな施策展開に関連した科学的知見の体系化が急務となっています。~
 国土交通省と警察庁では,こうした認識から平成20年1月に今後の自転車通行環境整備の模範となるモデル地区として全国で98箇所を指定し,平成22年度末までに計画344kmのうち273kmのモデル整備を実施してきました。そこでの実務的な知見が多く得られつつあります。~
 こうした背景を受けて,土木学会土木計画学研究委員会では,平成20年6月より自転車空間研究小委員会を設立しました。この委員会は,自転車空間に関する研究成果を共有し,知見を整理して,「自転車の利用空間のあり方」を工学的立場から提言することを目的としたもので,大学,行政,実務分野での交通工学,道路設計などの40名余の専門家が参画して,セミナー,学会発表会などの活動を行ってきました。本小委員会は平成23年11月に,自転車政策研究小委員会へと発展的に改組して,より幅広い分野の自転車施策に関する活動を開始しています。~
 本自転車通行空間・計画の事例集は,自転車空間研究小委員会の活動のとりまとめの一環として,上記のモデル事業等で整備された自転車道,自転車レーン,車道部での指導帯,歩道上での分離施策のなかから,注目すべき事例を取り上げて,その整備内容と整備上の工夫,整備効果などを,専門家の立場からとりまとめたものです。さらに,最近着目されている,通行空間の戦略的・継続的な整備を進めるための自転車ネットワーク計画の策定事例についても取り上げ,その内容を紹介しています。整備・計画内容や整備効果の評価結果などは,整備・策定主体の国・自治体から提供を受けたものが多くなっていますが,あくまで,専門家の視点から事例を紹介しようとしたものです。~
 なお,取り上げた事例以外にも着目すべきものは多く残っており,順次取り上げて,追補していく予定です。そのため,電子出版による成長する事例集を当初は検討したのですが,出版環境未整備のため,第一版はセミナー開催に合わせてDVD-ROMによる発行としました。今後の増補分については,事例集購入者には小委員会WEBにて公開する方式をとる予定です。さらには,専門家による事例へのコメントについても,順位増強し,小委員会WEBから参照できるようになっています。~
 この事例集データベースが,今後,自転車政策に関わる研究,実務,市民,行政の方々の専門家コミュニティを形成する糧となることを期待しています。~


平成27年1月10日~
~
                      土木学会土木計画学委員会~
                      自転車政策研究小委員会委員長~
                              徳島大学 山中 英生~


***プログラム [#l4b834c7]
***午前の部 10:00-12:00 [#a33d05d1]
***1 ガイドラインにおける自転車ネットワーク計画が目指すもの    屋井 鉄雄(東京工業大学・教授) [#gafb82be]
***2 自転車ネットワーク計画の策定状況    小林 寛(国土技術政策総合研究所・主任研究官) [#t03d041e]
***3 ガイドラインに示された交差点整備の効果計測事例について    海老沢 綾一(警視庁交通部交通規制課) [#uccded27]
***4 自転車利用環境計画の課題と施策 ―海外との比較―    古倉 宗治(三井住友トラスト基礎研究所・研究理事) [#defa0c3c]
-午後の部 13:00-16:30
***5 自転車安全利用条例の策定状況    元田 良孝(岩手県立大学・教授) [#b9ee2d17]
***6 自転車利用計画の策定事例の特徴 進行総括 金利昭(茨城大学・教授) [#n718f5de]
-1)宮崎市のネットワーク計画の特徴 鈴木美緒(東京工業大学・助教)
-2)金沢市の計画づくりとその成果  三国成子(地球の友・金沢)
-3)堺市の自転車利用環境計画の特徴 吉田長裕(大阪市立大学・准教授)
-4)東京における取り組みとその課題 小林成基(自転車活用推進研究会)
***7 ミニパネルディスカッション「継続的整備に向けた課題と展望」    進行 山中 英生(徳島大学・教授)+上記発表者による討議 [#q143edaa]

※紹介事例,登壇者は一部変更される可能性があり,事例集CDは増補版2となる予定です。 [#d8ece95d]

**「自転車通行空間整備・計画事例集 増補版Ⅱ」で追加された16事例(167頁) [#ze78c699]
|章|節|所在地|タイトル|執筆者|所属|
|1|自転車道|>|>|>||
|NEW|12|神奈川県川崎市|県道川崎府中における自転車道整備|河村成人|パシフィックコンサルタンツ(株)|
|>|>|>|>|>||
|2|自転車レーン>|>|>|>||
|NEW|8|愛知県名古屋市|狭い歩道上の自転車交通を車道へ誘導するための自転車レーン整備|嶋田喜昭|大同大学|
|NEW|9|宮崎県宮崎市|車道空間再配分による自転車通行空間の整備|大塚康司|(株)建設技術研究所|
|NEW|10|福岡県福岡市|自転車レーン指定区間内に島式のバス停を設置|大塚康司|(株)建設技術研究所|
|NEW|11|埼玉県|自転車すいすい55プラン|小島茂|埼玉県県土整備部道路環境課|
|NEW|12|東京都港区・文京区|全国に先駆け60km/h 国道で自転車通行位置明示を行なった先進的事例|鈴木美緒|東京工業大学|
|||||||
|3|車道空間の活用事例|||||
|NEW|5|北海道札幌市|都市型積雪寒冷地での冬期堆雪スペースを活用した自転車走行空間|宮坂純平|札幌都心部自転車対策連絡協議会(北海道モビリティデザイン研究会)|
|NEW|6|栃木県宇都宮市|国道4 号に車道混在型・交差点直進型の走行空間を整備|小路泰広|広島高速道路公社|
|NEW|7|大阪府大阪市|大阪市本町通に整備された自転車レーンと車道混在を促す路面表示|吉田長裕|大阪市立大学|
|>|>|>|>|>||
|6|ネットワーク計画事例|||||
|NEW|12|石川県金沢市|「自転車走行指導帯」による自転車通行空間整備ネットワークの構築|片岸将広|(株)日本海コンサルタント|
|NEW|13|静岡県浜松市|自転車利用促進及び走行空間等整備に係る自転車利用の総合計画|近藤康浩|(株)フジヤマ|
|NEW|14|宮崎県宮崎市|ガイドラインに準拠した自転車ネットワーク計画|大塚康司|(株)建設技術研究所|
|NEW|15|埼玉県さいたま市|さいたま市自転車総合利用計画への第一歩|田邉成弘|さいたま市|
|NEW|16|愛知県豊橋市|豊橋市自転車活用推進計画の策定|河村成人|パシフィックコンサルタンツ(株)|
|NEW|17|福井県大野市|中山間地域における自転車利用環境の改善に向けた取り組み|吉村朋矩|福井工業大学|
|NEW|18|大阪府堺市|転車のまちづくり推進条例に位置づけられた自転車利用環境計画|吉田長裕|大阪市立大学|



**参加申込み [#c8f9f46e]
-&color(red){''土木学会個人会員の方:''};[[学会土木学会行事サイトより『自転車通行空間の設計 ~事例から学ぶ~』(行事コード:40401) 「申込画面へ」をクリックしてください。>http://goo.gl/4x4Rh]]
-&color(red){''土木学会法人会員、または土木学会以外の方:''};土木学会本部行事参加申込書&ref(form2015.doc);に必要事項をご記入の上、土木学会宛FAX(03-3355-5278)にてお申し込みください。

**申込締切日---12月22日(月) [#gc1452d3]

**申し込みに関してお願い [#zb2d65d1]
+申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.但し,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付致します.
+申込後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください.
+申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断り致します.

**問合先 [#vbfe6df4]
-申込等に関するお問い合わせ:
--土木学会事務局研究事業課
--TEL 03-3355-3559
--E-mail:j-hayashi@jsce.or.jp
-企画内容に関するお問い合わせ:
--自転車政策研究小委員会事務局 吉田長裕(大阪市立大学)
--E-mail:yoshida@civil.eng.osaka-cu.ac.jp

**資料・記録 [#u8a3d9a1]


**写真 [#r2876182]


**参加者数 [#h53de5ab]
-127名

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